融資期間を長く設定する理由

2011.12.16

住宅の営業マンにノルマがあるように、銀行の融資担当者にも厳しいノルマが課せられています。彼らが融資期間を長く設定する理由は実は2つあります。ひとつは、そうしないと当面の返済がしていけない人にも融資ができるから。たとえば40歳で2500万円の住宅ローンを3%の金利で借りた場合、返済期間が20年だと毎月の返済は、およそ13万8000万円にもなってしまいます。しかし、35年間で返す場合は9万6000円でいいのです。

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これならなんとなく払っていけそうな気がするという方も多いのではないでしょうか?冷静に考えると、ただ問題を先送りをしているだけなのですが、返済期間を長くすることで、実際に借りていい額よりも多くの額を貸すことができるのです。もうひとつは、もっとシンプルな理由です。長期で貸しかほうが、銀行が儲かるからです。同じ2500万円の融資をして金利も同じ3%で、20年返済の場合は返済総額が約3327万円なのに対して、35年返済の場合はなんと約4040万円にもなります。差額は713万円にもなるのです。もちろん、とにかく短い期間で借りなければならないというつもりはありません。収入と老後の生活費とのバランスをよく考えながら計画を立てる必要があるということです。