マックスファクターなどをグループに擁するプロクター・アンドーギャンブル(P&G)は399億ドルの売上を誇る世界的企業。独特の経営方針で有名なジョンソンーエンドージョンソン(J&J)も事業再生を繰り返し、今や3兆円の企業グループになった。次は、流通、不動産とともに“不況3業種”と呼ばれるようになって久しい建設業界。大手ゼネコンを中心に、各社が抱える有利子負債、いわゆる銀行などからの借金は膨大で、少なく見積もっても業界全体で10兆円を下らない。それが金融機関の不良債権問題とリンクする。2000年、01年と年間の業界関係倒産件数は6000件にも及び、すでに、東海興業、多田建設、日本国土開発、青木建設などが退場している。青木建設などは、2000億円を超える債権放棄を受けていたのにもかかわらず経営破綻した。