「片づけられない症候群……」の状態を見て、まず頭に浮かんだのは、その言葉でした。主人が始めた引っ越しの荷づくり・荷ほどきサービスの仕事を手伝い始めてから5年目のことです。今から思えば、まだまだ未熟な私たちでしたが、5年も片づけの仕事をしていれば、こういうお宅も1軒や2軒経験ずみです。さっそく片づけに入りました。床に積まれている紙ゴミをまとめて縛り、庭へ。「もう必要ない」と言われた洋服類はまとめてゴミ袋へ。
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何しろほとんどが「必要ないもの」なので、縛っては庭へ、縛っては庭へ、袋に詰めては庭へ。作業としては単純です。どんどん片づいていきました。2、3日後、再びそのお宅へ伺いました。前に行ったとき庭に出したゴミは奥様が業者を呼んで引き取らせると言っていたから、あのゴミはもうないはず。今日はあの部屋と、あの部屋を片づけて……などと元気いっぱいスタッフに指示して、やる気まんまんで訪れました。