安定した収益基盤が企業を支える

2011.10.07

三井、三菱は収益の大きな基盤が昔からある資産から生まれる収益に支えられていることが、経営が大きく傾かない理由です。資産から生まれる収益とは、大家業からの家賃収入と言い換えてもよいでしょう。彼らは先祖代々築き上げてきた丸の内や日本橋のビルから毎月支払われる家賃収入で暮らせるのです。この収益の支えがあるためにファンドをやったり、分譲マンション事業で多少失敗をしたり、売れ残って在庫が増えてしまっても、経営自体はビクともしないのです。こうした状況下でもつぶれないのは、大家業の不動産会社だけではありません。オフィスやマンションの管理を行なう不動産管理会社や、物件やテナントの仲介を行なう仲介会社でも、倒産したりする会社はあまりありません。彼らは常に安定的な収益基盤を持っています。つまり、ビル管理に伴う管理報酬はビルが存在しつづけるかぎり発生するものですし、物件の仲介は世の中の景気の影響で流通量には多少増減があるものの、流通そのものがなくなるものではないからです。

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