「日本銀行が量的緩和政策解除」「長期金利一時2%台に!」「住宅ローン金利大幅に上昇」そんな新聞記事を見るたびにAさんは不安で胸が張り裂けそうになる。実は、このAさん、2004年に金利1%の超低金利ローンを3000万円借りて、4000万円の新築マンションを買ったばかり。購入当時、店頭表示金利2.20%が1.2%も優遇されて1.0%になるという超低金利をみて、「買うのはいましかない」という強迫観念のようなものに突き動かされて、半ば衝動的に買ってしまった。
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当時からいずれは金利も上がるという見込みもないではなかったが、こんなに早くやってくるとは思ってもいなかった。金利1.0%の超低金利が適用される期間は3年なので、そのあとに固定期間のローンに変更すればいいと考えていたわけだが、案に相違して金利上昇か予想以上に早くやってきてしまったのである。試算してみると、借入れから満3年が経過して固定期間が終わるときの金利か3%だとすれば、返済額は4割以上、4%なら6割近く増えてしまう。いまでも家計はラクではないし、ローンか始まったときには月々の小遣いを1万円削減されている。このままいくと削減額が2万円3万円に増えるのは間違いない。それだけですめばいいか、子どもの進学費用にとゴツゴツ貯め込んだ虎の子の貯金を取り崩さないといけない事態もあり得る。いったいどうしたものか。