借入可能額は返済可能額で考える

2011.10.14

住宅ローンを考えるとき、よく「いくら借りられるか」といういい方をする。しかし、「借りられること」と「返せること」はイコールではない。第1部の住宅ローンの落とし穴でも見たように、「惜りることはできても、返すことができない」ケースがしばしば発生するのだ。この点をまずしっかりと押さえておかなければならない。一般に借入可能額は「年収負担率」(年収に占めるローン返済額の割合)で見る場合が多い。簡単な計算式を示せば、次のようになる。年収×年収負担率÷十二ヵ月÷一〇〇万円当たりの返済額×一〇〇万円=借入可能額年収負担率は二五〜二〇%なら安全圏といわれるが、賃金デフレで給料が上がらない時代に突入していることを考えれば、三〇%はいかにも危険。二〇上一五%までラインを引き下げた方が賢明である。できれば二〇%程度にしておくのが理想である。

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